さて、契約1ケ月目で、担当していただく現場監督/高橋様、インテリアを担当していただく川村様と顔会わせをさせていただく。
すでに気になる事だらけなので、丁度良いタイミングでのミーティング。
岡田様、現場監督の高橋様、設計の一門クン、インテリアの川村様、ぜんぶで6名が集まる。
今日まで最大の僕の悩みが「外観」。
つまりどのような外観がピッタリくるのかわからなかったのである。 やりたいことは完璧にイメージできる・・・しかし、それにはお金がかかる。
つまりは全面「石」。 石を全面に貼りたいのだ。レンガではなく石を・・・。
殆ど彩度を落としたシブい色の石がよいなぁ。。 中世のお城のように石の家が良い。
妻は「屋根は緑」と決めている。別に赤毛のアンの影響ではないが玄関ドアと屋根はなぜか緑と2年前から決めていた。しかし、思うような屋根が無いのである。サイディングメーカーのカタログでたまたま使用していたイメージ写 真を見付け、これがまた我々の思うイメージとピッタリの屋根とサイディングで、
「この写真のイメージがピッタリなんですけどっ」と岡田さんを困らせる。
10年間印刷物の仕事をしてきて、カタログで使うイメージの写 真なんか、何でもええやん。イメージやん。
これを商品やと思うアホはおらへんでぇぇ〜〜と、思いながら日々カタログなどをデザインしているが、
アホがここに居た・・・。
まさにユーザーの気持ちになった瞬間である。
「どうしても。(ハ〜ト)」
我々夫婦が口を揃えて岡田さんを困らせる。
そして、それに近いイメージ、もしくは全体的にバランスの取れたモノを選ぼうと必死になるが なかなか見つからない。そんな我々を見て岡田さんがコッソリとカタログのメーカーに問い合わせてくれる。イメージで写 っている家の屋根とサイディングは何か???と。

  

ハイ。答えは明確。
「伊藤さん・・実はカタログメーカーに問い合わせて頂いたんですけど、、、、おっしゃってました、写 真の家、海外の家でコチラの商品かどうかも分からないそうなんです・・・」
すまないっ!!岡田さんっっ!!申し訳ないっ
そこまでしていただいて・・・。

外観パースを描いていただく一門くんも、カラーラフを見せては、
「イ、イメージと違いますよねっ ねっ」とそそくさと退いていく・・・。彼的にもどうやらピンとこないらしい。僕の思っているイメージは掴んで頂いてるが、どうも表現しにくいらしい。申し訳ない。
奥野社長は「伊藤サンがイメージしやすいように色は付けていません」と線画のパースを渡していただく。

あ〜〜〜〜〜っ  アカンっ!!アカン!!!

イメージしまくって、すごい豪華な家が頭の中に出来てしまって、もうこべりついたまま。 自動車を運転しながらも、この家はサイディング。。ここは塗り壁。。 と見てしまう。そして、見れば見るほど、サイディングのつなぎ目(メジ)が気になってくる・・
ヤバイ・・ヤバィよぉ。。勉強しすぎた。。
見んでいい所まで見えてしもた。 何でもそうだが、理解し始めてくると、いろいろ見えてくる。安かろう悪かろう。なのだ。 高くても良いものは良い。多分、普通の人は気がつかないだろうが、サイディングはサイディング。 質感が・・・・。そしてメジが出る。

そこに一門さんの一言。
「この外観デザインだと目地は殆ど出てきませんね・・・」
なに?!どういうことだ?!
最近のサイディングは3mきざみに目地でつないでいかなければイケナイが、幸いな事に我が家の見せ場的な部分は、3m以内でコーナーが繰り返す。ロスは多いが正面 、ナナメ共に目地が出ないのだっ!!
すばらしい!技術の進歩はすばらしい!