2005年2月(建築7ケ月前)

さて、土地の方が回答がくる。
予想通り間をとった金額。 土地も建物も契約成立。
この段階で建物に50万円。土地に60万円。印紙に25,000円、現金で支払う。
さて、ここからこれで問題が無いかもう一度図面を見直す。上から見た図面 だけではなく、立体的に見ないと肝心なところを忘れてしまう。ぼくは毎晩のように図面 をにらめつけ、不備は無いか・・・直すところは無いか? 1部屋1部屋、実際に頭の中で歩きまわってくまなく目を通 す・・
残念ながら妻はこういう芸当ができない。。。もしかしたらデザイナーという仕事柄、そしてもともとは工業デザイナーとして図面 を引いていたので、立体的に思い描いてその中を歩き回るという事はそんなにムツカシイ事ではないのかもしれない。しかも住宅情報誌を編集しているので、いろんな図面 と実際の部屋を照らし合わせ撮影したり編集したりしているので、図面 から見る広さ感覚というのも備わっている・・ つまり、図面 上では広々と感じる空間でも実際はそんなに広くない。ということ。 家具を置けばグッと狭くなる。寸法的なものではなく、全ては感覚的な広さが重要。 明るい開放的に思えるリビングも実際は大したことがないのだ。 それを早い段階で気がつき、改善しておかなければいけない。
もちろん住宅会社はプロなのでそれなりにベストな間取りを描いてくる。 それと自分の行動パターンやイメージをうまくすり合わせていく必要がある。
自分の仕事に置き換えると「昔デザインをちょっとカジった事あるんだよねぇぇ〜」というお客様は、あーだこーだと自分の知識をひけらかし「オレってスゴイだろ?デザインできるだろっ?」ってアピールしてくる。半分思いつきで深い考えなく平気で変更してくる。が、実際にお客様の言う通 りにしたものは、ロクでもないデザイン。ハズカシくて世の中には出せないので、パチンとスイッチを切り替え「あんたの言うようにさせていただきます」とオペレータと化す。それはそれでナットクされれば、お客様がデザインしたモノ・・・となるやもしれぬ 。お客様の思い通りで満足かもしれぬ。

  

住宅も同じことではないかな??確かに社長様がおっしゃるように僕は図面 書けます。パースくらい得意中の得意です。しかし、「モチはモチ屋」という言葉があるように これは是非ともプロにお任せしたい。こちらはそれに対して修正や希望を述べさせていただく。 そうでないと僕の知識の中での建物しか建たなくなってしまう。それを越える事はできない。
しかし、グラフィックデザイナーとしての意見は言わせていただこう。それはコンセプトとビジュアル的見せ方という事。
クライアント、建築家、設計士、インテリアコーディネータの方々で仕事をされるのが大半だと思うのですが、今回はグラフィックデザイナーという厄介者の参入です。 さぞかしやりにくいのではないでしょうか(笑)。
家を建てるのも一つのコンセプトが必要と思ってます。
住みやすい家
便利な家
家族が集まる家
訪問者が多い家
子供中心の家・・・・ これら全部をクリアするのはムリです。そこで家族の間でミーティングをする必要があります。
「家」というのは家族が集まって仲良く暮らし初めて成り立つもの。
果たしてこれから建てようと思っている家のコンセプトは何なのか? それを見極めないとワガママばかりであーでもないこーでもない。しまいには業者とのミーティング中に夫婦ゲンカ・・・(笑)
よく家建て先輩方からひやかされます。
「奥さんと間取りでケンカするやろ?」
「もう、最後にはお前の好きにせーや」て言うてしまうやろ?やろっ?
おかげさまで我が家にはそのような事態は未だかつて無いです。多分コンセプトがハッキリしている上、みんなが同じベクトルを向いているからでしょう。 本当にスムーズに事が流れています。